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文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻12号

2003年11月発行

特集 浸潤性膵管癌の診療をどうするか

膵癌に対する遺伝子治療の現況

著者: 松本伸明12 阿部展次1 杉山政則1 金井好克2 遠藤仁2 跡見裕1

所属機関: 1杏林大学医学部外科 2杏林大学医学部薬理学

ページ範囲:P.1509 - P.1513

文献概要

 膵癌の治療として,外科手術,化学療法や放射線療法を組み合わせた集学的治療などが行われているが,いまだ満足する有効な治療法は確立されていないのが現状である.膵癌全体の治療成績の向上のためにはまったく新しい観点からの治療法の開発が必須である.遺伝子治療は一部の疾患において臨床的有効性が認められつつあり,癌の治療分野においても新たな展開をみせはじめている.難治癌の代表格である膵癌に対する遺伝子治療は,新たな戦略として集学的治療における重要な選択肢の一つとして発展していくものと考えられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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