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文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻12号

2003年11月発行

臨床報告 1

総肝管に陰影欠損を認めた肝囊胞腺腫の1例

著者: 劒持雅一12 森下紀夫1 石井博1 青木秀樹1 常光謙輔1

所属機関: 1済生会西条病院外科 2笠岡市立市民病院

ページ範囲:P.1549 - P.1553

文献概要

はじめに

 肝嚢胞腺腫はまれな疾患であり,特異的な症状はなく,ときに嚢胞が大きくなり腹部腫瘤や腹痛,腫瘤による胆管の圧迫から黄疸を併発して発見される場合があるが,小さなものは放置される場合が多い.今回,筆者らは膀胱癌術後の定期検査で肝内胆管の拡張を指摘され,総肝管に陰影欠損を伴う肝嚢胞腺腫を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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