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文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻13号

2003年12月発行

臨床研究

原発性虫垂癌の11例

著者: 岡田健一1 貞廣荘太郎1 石川健二1 鈴木俊之1 幕内博康1

所属機関: 1東海大学医学部外科

ページ範囲:P.1671 - P.1674

文献概要

はじめに

 原発性虫垂癌は稀な疾患である.術前診断が困難であり,急性虫垂炎同様の症状を呈して虫垂切除術が行われ,術後切除標本の病理学的検索によりはじめて虫垂癌と判明することが多い1,9,10,12).また術前の診断が困難であり,そのほとんどが進行癌として見つかる予後不良な癌である1).今回,筆者らは手術を施行した原発性虫垂癌の11例を経験し,その臨床的特徴を検討したので若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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