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私の工夫―手術・処置・手順
超音波ガイド下における伏針の摘出
著者: 高島勉1 畑間昌博1 仲田文造1 平川弘聖2
所属機関: 1大阪社会医療センター外科 2大阪市立大学大学院医学研究科腫瘍外科学講座(第1外科)
ページ範囲:P.202 - P.203
文献購入ページに移動実際の手技としては,局所麻酔下に伏針の尾側端より約1cm尾側に1cmの皮膚切開を置き,超音波での観察下にモスキート鉗子を用いて皮下および筋膜を鈍的に剥離し,伏針を鉗子で把持する(図3).鉗子をいろいろな方向に軽く動かしながら針と周囲組織の動きを観察して周囲の軟部組織越しに把持していないことを確認し,伏針を摘出する.出血のないことを確認し,創はストリップテープで閉鎖する.摘出後にX線撮影を行い遺残物のないことを確認する(図4).
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