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文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻2号

2003年02月発行

文献概要

臨床報告 1

粘液中のCEA値,CA19-9値が異常高値を呈した虫垂粘液囊胞腺腫の1例

著者: 本田勇二1 河野哲夫1 日向理1 田中暢之1

所属機関: 1市川大門町立病院外科

ページ範囲:P.271 - P.274

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はじめに

 虫垂粘液囊胞腺腫は特徴的な症状が出現しにくいため,術前診断が比較的困難とされる比較的稀な疾患である1).筆者らは大腸内視鏡検査で偶然発見し,特徴的な検査所見を呈したため術前診断することができ,その囊胞内粘液中のCEA値,CA19-9値が異常高値を示した虫垂粘液囊胞腺腫の1例を経験したので若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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