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文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻3号

2003年03月発行

文献概要

特集 Q&A器械吻合・縫合のコツ

Q13 残ったドーナツが全周性でない場合はどうする?

著者: 串畑史樹1 小林展章1

所属機関: 1愛媛大学医学部第1外科

ページ範囲:P.328 - P.329

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 自動吻合器を用いた吻合の際,器械に残ったリング状の口側・肛門側の切除腸管である“残ったドーナツ”が全周性・全層性に含まれていることを確認することは,器械吻合の成否を見極めるうえで非常に重要な操作である.もし,この残ったドーナツが全周性・全層性でない場合の行うべき対応策として,①ドーナツ不全部位の同定,②漏れの有無の確認,③修復である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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