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文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻3号

2003年03月発行

文献概要

特集 Q&A器械吻合・縫合のコツ

Q14 吻合部からの漏れの確認はどうする?

著者: 串畑史樹1 小林展章1

所属機関: 1愛媛大学医学部第1外科

ページ範囲:P.330 - P.330

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 自動吻合器を用いた器械吻合の場合は手技が簡便である反面,手縫い吻合とは違って直視下で確認しつつ吻合することができない.したがって,『吻合のできばえ』を必ず試す必要がある.残ったドーナツの確認と同様,リークテストによる吻合部からの漏れの確認は,器械吻合の必須のプロセスである.

 確認の方法として基本的なことは,①外側からの視認,②色素による確認,③エアーによる確認がある.

 器械吻合を頻用する胃全摘術と低位前方切除術について具体的に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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