icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻3号

2003年03月発行

文献概要

特集 Q&A器械吻合・縫合のコツ

Q15 吻合部の離開がみつかった場合にはどうする?

著者: 串畑史樹1 小林展章1

所属機関: 1愛媛大学医学部第1外科

ページ範囲:P.331 - P.333

文献購入ページに移動
 吻合部の離開が確認された場合,吻合部の補強もしくは再吻合を行わなければならない.まず,吻合部の十分な視野を確保したうえで,落ち着いて離開の部位・程度をよく見極めることが肝要である.もし,術野確保のために助手が足らなければ,ためらわず人手を呼ぶことである.

 自動吻合器を用いる機会の最も多い胃全摘術,食道空腸吻合と低位前方切除術,結腸直腸吻合について具体的に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?