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特集 Q&A器械吻合・縫合のコツ
Q24 胃・十二指腸の端々吻合(ダブルステイプリング)のコツは?
著者: 永井祐吾1 田中信孝2 野村幸博2 永井元樹2
所属機関: 1総合病院国保旭中央病院内視鏡外科 2総合病院国保旭中央病院外科
ページ範囲:P.356 - P.359
文献購入ページに移動しかし,腹腔鏡下手術においては,鏡視下あるいは小開腹での再建となり,消化液による汚染防止と手術時間短縮のために器械吻合の果たす役割は大きい.筆者らは腹腔鏡補助下胃切除1)を施行する際,器械吻合による端々吻合を施行している.この吻合法は少なくとも10分以内の短時間で終了でき,しかも完成後の外観は,手縫い端々吻合と何ら変わるところがない.最近は胃切除においても器械吻合器2個分の保険請求が可能になったので,当然のことながら開腹手術でこの手技を応用してもなんら問題はない.
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