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臨床報告 1
外傷性骨盤骨折,直腸穿孔に対しdamage control surgeryとinterventional radiologyを施行し救命し得た1例
著者: 小山基1 渡部修一1 稲葉行男1 林健一1 柘植通1 神尾幸則1 千葉昌和1 螻真弘2
所属機関: 1山形県立河北病院外科 2山形県立河北病院放射線科
ページ範囲:P.415 - P.418
文献購入ページに移動重度外傷の新しい治療戦略であるdamage control surgery(以下,DCS)は,患者の生理学的安定度を維持するために外科的操作を意図的に最小限に抑え,全身状態の改善を図ったのち改めて最終的な外科的操作を加えるものである1).今回筆者らは,大量出血を伴う外傷性骨盤骨折,直腸穿孔に対しDCSとinterventional radiology(IVR)にて救命し得た1例を経験したので報告する.
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