icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻4号

2003年04月発行

特集 腹腔鏡下大腸切除術のコツ

腹腔鏡補助下前方切除術のコツ

著者: 朴成進1 小嶋一幸1 植竹宏之1 樋口哲朗1 榎本雅之1 杉原健一1

所属機関: 1東京医科歯科大学大学院消化機能再建学

ページ範囲:P.497 - P.502

文献概要

 腹腔鏡補助下大腸切除術は日本では内視鏡的手術と開腹手術の間を埋める手技として位置づけられていた.しかし現在では進行癌にまで適応が広がっており,着実に定着しつつある.また根治性についての報告も近年相当数のものがあり,5年生存率も開腹術と同等であることが報告されている.今後腹腔鏡補助下大腸切除術は大腸癌に対する標準的な手術となっていくことは確実である.手技に関しては部位によって手術難度に幅があり,なかでも骨盤内での操作が特に重要となる直腸前方切除術は技術,機器のさらなる進歩の余地を残している.本稿では,筆者らの経験をもとにその手技についてできるだけ詳しく,具体的にそのポイントを述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら