文献詳細
文献概要
私の工夫―手術・処置・手順
直腸前方切除術後縫合不全に対するドレーンの工夫
著者: 河原秀次郎1 牛込琢郎1 良元和久1 柏木秀幸1 平井勝也2
所属機関: 1東京慈恵会医科大学附属柏病院外科 2東京慈恵会医科大学外科
ページ範囲:P.530 - P.531
文献購入ページに移動ドレーンの作製法と操作法
1.ドレーンの作製法
ペンローズドレーンNo.12(R)を用い,その内腔に14Frネラトンチューブを挿入する(図1).ドレーンの先端を腸管吻合部近傍に留置し,ドレーンを腹壁と最短距離に直線化できるように腹壁を貫いて固定する(図2).ネラトンチューブがペンローズドレーンより4cmほど長くなるようにドレーンをカットする(図3).
掲載誌情報