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文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻4号

2003年04月発行

臨床報告 1

TS-1,15クール投与後胃全摘を施行したAFP産生胃癌多発肝転移症例

著者: 岡崎誠1 山村順1 篠崎幸司1 川崎靖仁1 大鶴実1 仙波秀峰2

所属機関: 1神戸掖済会病院外科 2神戸大学医学部外科病理学教室

ページ範囲:P.549 - P.552

文献概要

はじめに

 AFP産生胃癌は一般的に生物学的悪性度が高く,高率に肝転移を生じやすく,生命予後は悪いとされている1)

 今回,筆者らは多発肝転移を伴ったAFP産生噴門部胃癌に対しTS-1を15クール投与後胃全摘を施行し,治療開始24か月後健在な症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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