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文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻5号

2003年05月発行

文献概要

特集 栄養療法とformula

エディトーリアル―栄養療法の現状

著者: 畠山勝義1

所属機関: 1新潟大学大学院医歯学総合研究科消化器・一般外科

ページ範囲:P.601 - P.605

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はじめに

 栄養療法には静脈栄養法(parenteral nutrition:PN)と経腸栄養法(enteral nutrition:EN)がある.前者の静脈栄養法は中心静脈を介して栄養輸液を行う完全静脈栄養法(total parenteral nutrition:TPN,または中心静脈栄養法intravenous hyperalimentation:IVH)と,末梢静脈を介して栄養輸液を行う末梢静脈栄養法(peripheral parenteral nutrition:PPN)とに分類される.一方,経腸栄養法は経腸栄養剤を経口的に投与する経口法と,チューブを介して投与する経管法(チューブ栄養法)とに分類される.TPN,PPN,ENなどに関しては項を別に詳しく解説されているので,ここでは栄養法の現状の総論的なことについて述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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