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文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻6号

2003年06月発行

臨床研究

急性虫垂炎疑診例に対するCT検査の有用性の検討

著者: 小林成行1 池田昭彦1 村上正和2 清水康廣3 清水信義2

所属機関: 1日立製作所笠戸事業所付属日立病院外科 2岡山大学大学院医歯学総合研究科腫瘍・胸部外科(第2外科) 3広島逓信病院外科

ページ範囲:P.823 - P.826

文献概要

はじめに

 急性虫垂炎は外科医にとって最も身近な急性腹症であるが,保存的治療で治癒可能な軽症例であるにもかかわらず,安易に開腹手術を選択されることも決して少なくない1).当科では急性虫垂炎疑診例に対してルーチンにCT検査を施行し,手術適応を判断している.今回,筆者らは過去5年間の治療成績を検討し,CT検査の有用性を確認しえたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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