icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻6号

2003年06月発行

臨床報告 1

サーベイランスにより発見された遺伝性非ポリポージス大腸癌(HNPCC)の1例

著者: 西原政好1 藤本高義2 伊澤光2 金井俊雄1 冨田尚裕3

所属機関: 1市立柏原病院外科 2兵庫県立西宮病院外科 3関西労災病院外科

ページ範囲:P.839 - P.842

文献概要

はじめに

 遺伝性非ポリポーシス大腸癌(HNPCC)は若年に発症し,大腸多発癌,多臓器重複癌の発生などの特徴を有する遺伝性疾患である1).遺伝性疾患においては臨床医は詳細に病歴聴取を行い,その発端者を的確に診断し,第2,第3の癌の発生を予防するのみならず,近親者に対するサーベイランスも行う必要がある.今回,筆者らはサーベイランスにより発見されたHNPCCの1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら