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文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻8号

2003年08月発行

目で見る外科標準術式・40

乳房再建を前提とした経乳輪皮下乳腺全摘術

著者: 南雲吉則1 有木かおり1 丹羽幸司1 岡田浩幸1 吉武哲1 山口悟1

所属機関: 1ナグモクリニック

ページ範囲:P.1089 - P.1095

文献概要

はじめに

 乳房温存術非適応例には胸筋温存乳房全摘術が行われるが,皮膚および乳頭・乳輪の欠損を生じるため再建がより困難で,再建後も大きな傷を残す.そこで筆者らは第3の選択として,皮膚を切除せずに経乳輪的に乳腺を全摘する経乳輪皮下乳腺全摘術(trans-areolar total glandectomy:TATG)を提唱している.本法の導入により乳房再建は容易になった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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