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文献詳細

雑誌文献

臨床外科58巻9号

2003年09月発行

文献概要

臨床報告 1

重症虚血肢に発生したFOY(R)による ものと思われる皮膚潰瘍の治療経験

著者: 江田匡仁1 矢野隆1 市原利彦1 上田裕一2

所属機関: 1公立陶生病院心臓血管外科 2名古屋大学大学院胸部機能外科

ページ範囲:P.1283 - P.1286

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はじめに

 重症虚血肢に発生した皮膚潰瘍は血流が悪いことから治療に難渋する.また,蛋白合成阻害剤であるメシル酸ガベキサート(FOY(R))は,静脈から液漏れを生じると血栓性静脈炎,皮膚びらん,潰瘍などを発症する.今回筆者らは,重症虚血肢に発症したFOY(R)による難治性皮膚潰瘍を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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