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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻1号

2004年01月発行

文献概要

特集 癌en bloc切除とnon-touch isolation techniqueの考え方と実践

腹腔鏡下胃癌手術におけるen blocリンパ節郭清

著者: 宇山一朗1 櫻井洋一1 小森義之1 松井英男2 落合正宏1 蓮見昭武1

所属機関: 1藤田保健衛生大学医学部外科 2永寿総合病院外科

ページ範囲:P.19 - P.24

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 要旨:近年,器具と技術の進歩により腹腔鏡下リンパ節郭清が胃癌に対しても広く施行されつつある.リンパ節郭清の原則は系統的en bloc切除にある.しかしこの原則が腹腔鏡下手術において厳守され確立した手技として施行されているとは言い難いのが現状である.筆者らは進行癌を含む203例の胃癌に対し腹腔鏡下手術を行い,系統的en blocリンパ節郭清の手技を確立し,この腹腔鏡下en blocD2リンパ節郭清の安全性および確実性に関しても問題ないと判断している.よって筆者らの確立した腹腔鏡下en blocD2リンパ節郭清により一部の進行胃癌に対する腹腔鏡下手術を適応可能とした.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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