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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻1号

2004年01月発行

手術手技

総胆管結石に対する腹腔鏡下経胆囊管的乳頭拡張術の工夫

著者: 池田敏夫1 須田学1 末久弘1

所属機関: 1玉野市立玉野市民病院外科

ページ範囲:P.65 - P.69

文献概要

はじめに

 筆者らは10mm未満の総胆管結石に対して腹腔鏡下経胆囊管的乳頭バルーン拡張術を選択している.その理由は本術式が侵襲が小さく,合併症も少ないことである1).しかし,囊胆囊管より乳頭拡張用バルーンや胆道鏡の挿入が困難であること,②総胆管結石が総胆管より肝側にあると切石が困難であることなどの欠点を有する.この欠点を解決するために工夫を行ってきた.今回この工夫を含め,腹腔鏡下経胆囊管的乳頭バルーン拡張術の手術手技を報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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