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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻1号

2004年01月発行

臨床研究

原発性肝癌における骨転移例の経過と疼痛緩和

著者: 川浦幸光1 龍沢泰彦1 石田善敬1 平能康充1 清水淳三1

所属機関: 1石川県済生会金沢病院外科

ページ範囲:P.71 - P.74

文献概要

はじめに

 原発性肝細胞癌(HCCと略)の骨転移の頻度が臨床例において5.1%と報告されている1).疼痛の激しさに加え,運動を著しく障害するため,QOLの低下をきたす.最近では肝再発に対しても種々の治療が行われ,長期間生存する例が増加している.長期生存に伴って骨転移例が増加している.本稿では原発性肝癌症例で,肝再発を生じた後,骨転移を認めた症例の経過と疼痛緩和について非骨転移例と比較して検討した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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