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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻1号

2004年01月発行

文献概要

臨床報告・1

腹腔鏡下に切除した臍尿膜管遺残症の1例

著者: 川口正春1 嶋田俊之1 飯野一郎太1 山崎将典1 谷口正美1 松田巌1 古川和男1

所属機関: 1静岡市立清水病院外科

ページ範囲:P.79 - P.82

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はじめに

 臍尿膜管遺残症は,胎生期に尿膜管として存在していたものが閉鎖する過程に障害が発生することによって生じた状態である.これは臍炎,腹痛などを繰り返す原因となることがある1).従来の外科治療として下腹部正中切開が施行されてきた.今回,筆者らは腹腔鏡下に切除し得た症例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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