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特集 小外科・外来処置マニュアル Ⅱ.頭部・顔面・口腔・咽頭
34.サーファーズイヤー
著者: 萩原晃1 鈴木衞1
所属機関: 1東京医科大学耳鼻咽喉科
ページ範囲:P.110 - P.111
文献購入ページに移動はじめに
外耳道に慢性的に冷水刺激を受ける潜水夫や水泳泳者,海女などの外耳道には,しばしば外骨腫(exostosis)と呼ばれる骨性の隆起がみられることが報告されてきた.1977年にSeftel1)はサーファーにこの外骨腫が増加してきたことを指摘し,サーファーズイヤーと名づけた.外骨腫の本態は骨部外耳道の骨の増殖であり,成因は外耳道への冷水刺激やそのほかの物理的刺激である.
外耳道に慢性的に冷水刺激を受ける潜水夫や水泳泳者,海女などの外耳道には,しばしば外骨腫(exostosis)と呼ばれる骨性の隆起がみられることが報告されてきた.1977年にSeftel1)はサーファーにこの外骨腫が増加してきたことを指摘し,サーファーズイヤーと名づけた.外骨腫の本態は骨部外耳道の骨の増殖であり,成因は外耳道への冷水刺激やそのほかの物理的刺激である.
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