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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻11号

2004年10月発行

文献概要

特集 小外科・外来処置マニュアル Ⅲ.頸部・肩

37.頸部表層の外科

著者: 田中一郎1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学東横病院外科

ページ範囲:P.120 - P.122

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 外科系診療科の外来で多い頸部表層における疾患は,擦過傷,挫創,裂創といった皮膚外傷である.顔面と同様に頸部は露出しており,人目につきやすく,整容的にも問題となる.また,頸部は可動性が広く瘢痕拘縮やケロイドを生じやすい.擦過傷や挫創の治療の基本は湿潤環境を保つ閉鎖療法であるが,裂創では形成外科的配慮をもって処置することが必要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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