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特集 小外科・外来処置マニュアル Ⅵ.直腸・肛門
64.直腸・肛門周囲膿瘍
著者: 前田耕太郎1 丸田守人1 花井恒一1 升森宏次1 松本昌久1
所属機関: 1藤田保健衛生大学医学部外科
ページ範囲:P.208 - P.210
文献購入ページに移動直腸・肛門周囲膿瘍の多くは,解剖学的な直腸と肛門の境にある肛門陰窩から細菌が侵入して内外括約筋間に存在する肛門腺に感染が生じ,これが水平,垂直方向に進展して膿瘍が形成される肛門陰窩~肛門腺感染(crypt glandular infection)による.そのほか,クローン病や結核などに起因する膿瘍もある.
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