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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻11号

2004年10月発行

文献概要

特集 小外科・外来処置マニュアル Ⅶ.尿路・性器

76.腎・尿管結石

著者: 山口聡1 八竹直1

所属機関: 1旭川医科大学泌尿器科学

ページ範囲:P.242 - P.245

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はじめに

 腎・尿管結石を代表とする尿路結石症はしばしば激しい疼痛や血尿の原因となり,救急を扱う医療現場では重要な疾患の1つである.尿路結石症の治療法は過去20数年間に大きな変革を遂げ,従来の開放手術から体外衝撃波砕石術(ESWL)と尿路内視鏡を用いた低侵襲的手術に変遷した.治療法が多岐にわたることや再発予防の重要性が再認識され,2002年12月に尿路結石症診療ガイドライン1)が刊行された.本稿では,尿路結石症診療ガイドラインを踏まえながら,主に腎・尿管結石の存在診断と初期治療について解説したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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