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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻11号

2004年10月発行

文献概要

特集 小外科・外来処置マニュアル Ⅷ.四肢・皮膚

100.皮下血腫

著者: 石原哲1

所属機関: 1誠和会白髭橋病院外科

ページ範囲:P.308 - P.309

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疾患の概念

 その原因のいかんにかかわらず,凝血塊や血液が皮下に溜まった状態を皮下血腫という.

 通常言われている皮下血腫は打撲など外傷により鈍的外力が加えられ,皮下の軟部組織損傷と血管の破綻により出血し生じたものを言う.

 しかし外傷以外,外科医にとって問題となる皮下血腫は,

 1 術後皮下血腫

 2 穿刺などの処置後

 3 血友病などの血液疾患が基礎疾患にある場合

 4 ヘパリン投与などの抗凝固療法が行われている場合

 などである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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