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特集 小外科・外来処置マニュアル Ⅷ.四肢・皮膚
100.皮下血腫
著者: 石原哲1
所属機関: 1誠和会白髭橋病院外科
ページ範囲:P.308 - P.309
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その原因のいかんにかかわらず,凝血塊や血液が皮下に溜まった状態を皮下血腫という.
通常言われている皮下血腫は打撲など外傷により鈍的外力が加えられ,皮下の軟部組織損傷と血管の破綻により出血し生じたものを言う.
しかし外傷以外,外科医にとって問題となる皮下血腫は,
1 術後皮下血腫
2 穿刺などの処置後
3 血友病などの血液疾患が基礎疾患にある場合
4 ヘパリン投与などの抗凝固療法が行われている場合
などである.
その原因のいかんにかかわらず,凝血塊や血液が皮下に溜まった状態を皮下血腫という.
通常言われている皮下血腫は打撲など外傷により鈍的外力が加えられ,皮下の軟部組織損傷と血管の破綻により出血し生じたものを言う.
しかし外傷以外,外科医にとって問題となる皮下血腫は,
1 術後皮下血腫
2 穿刺などの処置後
3 血友病などの血液疾患が基礎疾患にある場合
4 ヘパリン投与などの抗凝固療法が行われている場合
などである.
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