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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻11号

2004年10月発行

特集 小外科・外来処置マニュアル

Ⅷ.四肢・皮膚

104.陥入爪

著者: 前川嘉洋1 池井聰2

所属機関: 1国立病院機構熊本医療センター臨床研究部皮膚科 2国立病院機構熊本医療センター臨床研究部外科

ページ範囲:P.316 - P.317

文献概要

陥入爪の概念

 陥入爪は日常外来でよく遭遇する疾患で,不適切な処置や手術により治癒が遷延し,患者のQOLを著しく低下させている.陥入爪の病因は,1)不適合な靴の着用,2)不適切な爪切り・抜爪,3)遺伝性,4)白癬菌などの感染症,5)薬剤性(エトレチナートなど),6)末梢循環障害,7)栄養不良状態などが指摘されてきている1).陥入爪は側爪郭の組織を接地面から押し上げ,爪甲が側爪郭の組織に食い込み発生する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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