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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻11号

2004年10月発行

文献概要

特集 小外科・外来処置マニュアル Ⅷ.四肢・皮膚

106.指輪の除去

著者: 高田譲二1 辻寧重1

所属機関: 1カレスアライアンス日鋼記念病院外科

ページ範囲:P.321 - P.321

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疾患の概念

 指輪をはめている指が指の損傷(骨折,裂傷,挫創,咬傷)により腫脹すると指輪が皮膚にくい込んだ状態となり,静脈系やリンパ系を圧迫することで腫脹がさらに増悪され,指輪が一層抜去できなくなる.放置しておくと動脈系まで圧迫され,最悪の場合には指の壊死にもなりかねない状態となるため,早期の抜去が必要となる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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