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特集 小外科・外来処置マニュアル Ⅷ.四肢・皮膚
106.指輪の除去
著者: 高田譲二1 辻寧重1
所属機関: 1カレスアライアンス日鋼記念病院外科
ページ範囲:P.321 - P.321
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指輪をはめている指が指の損傷(骨折,裂傷,挫創,咬傷)により腫脹すると指輪が皮膚にくい込んだ状態となり,静脈系やリンパ系を圧迫することで腫脹がさらに増悪され,指輪が一層抜去できなくなる.放置しておくと動脈系まで圧迫され,最悪の場合には指の壊死にもなりかねない状態となるため,早期の抜去が必要となる.
指輪をはめている指が指の損傷(骨折,裂傷,挫創,咬傷)により腫脹すると指輪が皮膚にくい込んだ状態となり,静脈系やリンパ系を圧迫することで腫脹がさらに増悪され,指輪が一層抜去できなくなる.放置しておくと動脈系まで圧迫され,最悪の場合には指の壊死にもなりかねない状態となるため,早期の抜去が必要となる.
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