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特集 小外科・外来処置マニュアル Ⅷ.四肢・皮膚
113.咬傷
著者: 加藤洋一1 高山忠利1
所属機関: 1日本大学医学部消化器外科
ページ範囲:P.338 - P.339
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咬傷の治療は咬まれる対象によって2つに分かれる.犬,ネコなどの動物咬傷は口腔内細菌の感染治療と,昆虫・爬虫類などの咬傷は毒によるアレルギー症状の治療に区別される.咬傷の90%は犬とネコによる咬傷で,犬は3~18%,ネコは28~80%感染を起こす1).
咬傷の治療は咬まれる対象によって2つに分かれる.犬,ネコなどの動物咬傷は口腔内細菌の感染治療と,昆虫・爬虫類などの咬傷は毒によるアレルギー症状の治療に区別される.咬傷の90%は犬とネコによる咬傷で,犬は3~18%,ネコは28~80%感染を起こす1).
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