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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻11号

2004年10月発行

特集 小外科・外来処置マニュアル

Ⅷ.四肢・皮膚

115.新鮮熱傷

著者: 鈴木忠1

所属機関: 1東京女子医科大学救命救急センター

ページ範囲:P.343 - P.345

文献概要

重症度

 熱傷の重症度は熱傷面積,熱傷深度,合併損傷などを総合して判断する.Artzの重症度基準(表1)1)が広く認められている.

 本稿は新鮮熱傷に対する外来治療について述べたものであり,Artzの基準のうちの軽症熱傷,すなわち合併損傷や気道熱傷がなく,Ⅱ度熱傷では体表面積の15%以下,Ⅲ度熱傷では2%以下を対象とした.いずれも外来通院治療で可と思われるものである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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