文献詳細
文献概要
特集 小外科・外来処置マニュアル Ⅷ.四肢・皮膚
115.新鮮熱傷
著者: 鈴木忠1
所属機関: 1東京女子医科大学救命救急センター
ページ範囲:P.343 - P.345
文献購入ページに移動重症度
熱傷の重症度は熱傷面積,熱傷深度,合併損傷などを総合して判断する.Artzの重症度基準(表1)1)が広く認められている.
本稿は新鮮熱傷に対する外来治療について述べたものであり,Artzの基準のうちの軽症熱傷,すなわち合併損傷や気道熱傷がなく,Ⅱ度熱傷では体表面積の15%以下,Ⅲ度熱傷では2%以下を対象とした.いずれも外来通院治療で可と思われるものである.
熱傷の重症度は熱傷面積,熱傷深度,合併損傷などを総合して判断する.Artzの重症度基準(表1)1)が広く認められている.
本稿は新鮮熱傷に対する外来治療について述べたものであり,Artzの基準のうちの軽症熱傷,すなわち合併損傷や気道熱傷がなく,Ⅱ度熱傷では体表面積の15%以下,Ⅲ度熱傷では2%以下を対象とした.いずれも外来通院治療で可と思われるものである.
掲載誌情報