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文献概要
特集 小外科・外来処置マニュアル Ⅸ.乳幼児の外来外科疾患
123.消化管異物
著者: 東間未来1 鎌形正一郎1
所属機関: 1東京都立清瀬小児病院外科
ページ範囲:P.366 - P.367
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消化管異物とは食物ではないものを飲み込み,それが消化管内に存在している状態で,小児医療の現場では頻繁に遭遇する.好発年齢は6か月から4歳前後1)で,多くは誤飲を主訴として来院するが,腸閉塞や消化管穿孔によって発見されることもある.
ほとんどの消化管異物は自然排泄されるが,異物が存在する部位や誤飲したものによっては早期の対応を必要とすることもあり,注意が必要である.
消化管異物とは食物ではないものを飲み込み,それが消化管内に存在している状態で,小児医療の現場では頻繁に遭遇する.好発年齢は6か月から4歳前後1)で,多くは誤飲を主訴として来院するが,腸閉塞や消化管穿孔によって発見されることもある.
ほとんどの消化管異物は自然排泄されるが,異物が存在する部位や誤飲したものによっては早期の対応を必要とすることもあり,注意が必要である.
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