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特集 小外科・外来処置マニュアル Ⅸ.乳幼児の外来外科疾患
124.肥厚性幽門狭窄症
著者: 羽金和彦1
所属機関: 1国立病院機構栃木病院小児外科
ページ範囲:P.368 - P.369
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胃幽門部輪状筋の過形成様肥厚による幽門部の狭窄である.幽門筋肥厚の原因は不明であるが,弱い家族性が認められる.男児に多い.筋層肥厚は出生時には認められず,出生後に肥厚が起こり,その後数か月で自然に軽快する.頻度は比較的高い(約2,000人に1人).
胃幽門部輪状筋の過形成様肥厚による幽門部の狭窄である.幽門筋肥厚の原因は不明であるが,弱い家族性が認められる.男児に多い.筋層肥厚は出生時には認められず,出生後に肥厚が起こり,その後数か月で自然に軽快する.頻度は比較的高い(約2,000人に1人).
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