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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻11号

2004年10月発行

文献概要

特集 小外科・外来処置マニュアル Ⅹ.その他

129.各種の薬物中毒

著者: 新谷裕1 中谷壽男2

所属機関: 1財団法人田附興風会医学研究所北野病院救急部 2関西医科大学救急医学科

ページ範囲:P.382 - P.384

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疾患の概念

 急性中毒とは化学物質が吸入経皮的曝露などによって体内に入って生じる病態である.医薬品などの常用量以下での異常反応や細菌性食中毒,薬物依存は含まない.中毒を起こす可能性のある化学物質は6万種類あると言われ,これらを用いた商品は数十万種類にのぼる.起因物質により症状,治療は異なるが,基本的な診断,治療に対する考え方は共通している1).ここでは経口摂取による急性中毒を中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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