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特集 小外科・外来処置マニュアル Ⅹ.その他
139.在宅人工呼吸指導
著者: 大森千春1 堀江孝至1
所属機関: 1日本大学医学部呼吸器内科
ページ範囲:P.410 - P.412
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在宅人工呼吸とは長期にわたり持続的に人工呼吸に依存せざるをえず,かつ,安定した状態にあるものについて,在宅において実施する人工呼吸をいう.
在宅人工呼吸を実施する目的は生命維持と延命効果,生活の質の向上,人工呼吸器依存患者の肉体的および精神的活動の改善と維持,小児例ではその発達,発育の促進,医療費の経済効率向上が挙げられる.しかし,在宅に移行することによる患者および家族の経済的,肉体的負担が増加するのは現状では必須である.患者と家族の意思をあくまでも尊重し,十分な協力,熱意のもとに在宅移行がなされねばならない.
在宅人工呼吸とは長期にわたり持続的に人工呼吸に依存せざるをえず,かつ,安定した状態にあるものについて,在宅において実施する人工呼吸をいう.
在宅人工呼吸を実施する目的は生命維持と延命効果,生活の質の向上,人工呼吸器依存患者の肉体的および精神的活動の改善と維持,小児例ではその発達,発育の促進,医療費の経済効率向上が挙げられる.しかし,在宅に移行することによる患者および家族の経済的,肉体的負担が増加するのは現状では必須である.患者と家族の意思をあくまでも尊重し,十分な協力,熱意のもとに在宅移行がなされねばならない.
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