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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻12号

2004年11月発行

目で見る外科標準術式・53

低位筋間痔瘻に対するseton法

著者: 坂田寛人1

所属機関: 1坂田肛門科胃腸科医院

ページ範囲:P.1465 - P.1473

文献概要

はじめに

 Seton法は瘻管に紐を通して治す方法で,古くはインドのクシャラスートラに始まり,ヒポクラテスも馬の毛とリントの線維を互いに縒った紐を痔瘻の二次口から原発口へと通して肛門外で結紮し,これが緩むだびに結紮を繰り返しながら瘻管の開放を行った1).さらにわが国では本間棗軒や畑嘉聞らにより行われている古典的痔瘻治療法で,近年再評価された痔瘻の一治療法である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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