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臨床研究
内痔核に対するPPHの有用性に関する臨床的検討
著者: 山本壮一郎12 千野修2 齋藤美津雄1 南康平1 清水直樹1 原正12
所属機関: 1丹波病院外科 2東海大学医学部外科
ページ範囲:P.1475 - P.1478
文献購入ページに移動1998年に内痔核手術においてLongo法1)が発表され,肛門粘膜および肛門上皮の温存をはかることによって疼痛が軽減でき,術後,早期の社会復帰ができるようになった.われわれはこれまで内痔核に対して結紮切除術を中心に施行してきたが,術後疼痛の軽減と入院日数の短縮を目的にLongo法(procedure for prolapse and hemorrhoids:以下,PPH)を導入した.
今回,われわれはPPHの有用性について結紮切除術と比較しての臨床的検討を行った.PPH施行例で認めた治療上の問題点と合併症について検討したので,文献的考察を加えて報告する.
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