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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻2号

2004年02月発行

文献概要

目で見る外科標準術式・45

Kugel法

著者: 堀孝吏1 坂本昌義1 佐藤兼俊1 公家健志1 金本彰1 梅村彰尚1 菊一雅弘1 平田泰1

所属機関: 1三井記念病院外科

ページ範囲:P.169 - P.175

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はじめに

 鼠径ヘルニアに対するtension free修復法にはさまざまな術式が存在するが,鼠径管後壁を腹腔側から修復する術式の最大の欠点は“手技の煩雑さ”である.Kugel法は専用に考案されたパッチを用いることにより,従来施行されてきた腹膜前到達法によるinlay修復をより簡便に行おうという術式である1~5)

 本稿では,左側ヘルニアに対する手技を図示する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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