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目で見る外科標準術式・45
Kugel法
著者: 堀孝吏1 坂本昌義1 佐藤兼俊1 公家健志1 金本彰1 梅村彰尚1 菊一雅弘1 平田泰1
所属機関: 1三井記念病院外科
ページ範囲:P.169 - P.175
文献購入ページに移動鼠径ヘルニアに対するtension free修復法にはさまざまな術式が存在するが,鼠径管後壁を腹腔側から修復する術式の最大の欠点は“手技の煩雑さ”である.Kugel法は専用に考案されたパッチを用いることにより,従来施行されてきた腹膜前到達法によるinlay修復をより簡便に行おうという術式である1~5).
本稿では,左側ヘルニアに対する手技を図示する.
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