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臨床報告・1
胃癌術後症例にみられたEDTA(ethylene diamine tetraacetic acid)依存性偽性血小板減少症の1例
著者: 奥芝知郎1 川村健1 中久保善敬1 直江和彦1 渡辺不二夫1
所属機関: 1北海道社会事業協会小樽病院外科
ページ範囲:P.193 - P.196
文献購入ページに移動偽性血小板減少症は血球数算定用の抗凝固剤であるethylene diamine tetraacetic acid(EDTA)によって血小板が凝集して生ずる見かけ上の血小板減少症で,時として特発性血小板減少性紫斑病などの血小板減少を伴う疾患との鑑別に苦慮することがある.今回,筆者らは胃癌術後に偽性血小板減少症と診断された症例を経験したので報告する.
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