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臨床報告・1
食道癌周術期に合併しMRSA腎症と考えられた1例
著者: 梶谷展生1 猶本良夫2 村田年弘2 白川靖博2 山辻知樹2 田中紀章2 杉山斉3 槙野博史3
所属機関: 1岡本大学医学部医学科 2岡山大学大学院医歯学総合研究科消化器・腫瘍外科 3岡山大学大学院医歯学総合研究科腎・免疫・内分泌代謝内科学
ページ範囲:P.201 - P.204
文献購入ページに移動多剤耐性菌であるMRSAは院内感染症の原因菌として特に注目を集めている1).しかしMRSA感染に起因する糸球体腎炎については報告例も少なく十分な認知が得られていない状況である.筆者らはMRSA感染とのに関連が疑われ,急速進行性腎炎およびネフローゼ症候群を呈した1例を経験したので報告する.
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