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臨床報告・1
大腸内視鏡検査で偶然発見された回腸早期癌の1例
著者: 東崇明1 久保宏幸1
所属機関: 1村瀬病院外科
ページ範囲:P.205 - P.208
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検診にて大腸内視鏡検査を受けた患者の終末回腸に小さな隆起性病変が偶然見つかり,生検にて回腸早期癌と診断した.小腸癌はイレウス症状や血便などの症状にて診断がつくことが多く,無症状で見つかることはごく稀である1,2).今回,大腸内視鏡検査で偶然発見された回腸早期癌の1例を経験したので報告する.
検診にて大腸内視鏡検査を受けた患者の終末回腸に小さな隆起性病変が偶然見つかり,生検にて回腸早期癌と診断した.小腸癌はイレウス症状や血便などの症状にて診断がつくことが多く,無症状で見つかることはごく稀である1,2).今回,大腸内視鏡検査で偶然発見された回腸早期癌の1例を経験したので報告する.
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