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臨床報告・1
腸管回転異常症を伴った胃癌の1例
著者: 境雄大1 小倉雄太1 成田淳一1 木村大輔2 須藤武道2 相内晋1
所属機関: 1青森労災病院外科 2弘前大学医学部第1外科
ページ範囲:P.209 - P.212
文献購入ページに移動腸管回転異常症は1万人に1人の割合で発生する先天性疾患で,多くは新生児期から小児期に発症し,成人になって発見されることは稀である1).また,胃癌を併存した腸管回転異常症の報告は稀である.今回,筆者らは腸管回転異常症を伴った胃癌の1例を経験したので,若干の文献的考察を加えて報告する.
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