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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻2号

2004年02月発行

臨床報告・1

肝放線菌症の1切除例

著者: 大司俊郎1 加藤奨一1 加藤修志1 兼信正明1 山本修1 鹿野信吾1

所属機関: 1友愛記念病院外科

ページ範囲:P.243 - P.247

文献概要

はじめに

 放線菌症は慢性化膿性肉芽腫性疾患で,口腔内常在菌であるActinomyces israeliiその他の放線菌属によってもたらされる疾患である1).今回,筆者らは肝生検で確定診断が得られず,各種画像診断にて悪性腫瘍を否定できないため,幽門側胃合併切除を伴う肝左葉切除術を施行した肝放線菌症の1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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