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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻5号

2004年05月発行

臨床報告・1

食道亜全摘,胃管吻合に併設した空腸瘻に起因した絞扼性イレウスの1例

著者: 上野正闘1 山田行重1 中島祥介1

所属機関: 1奈良県立医科大学第1外科

ページ範囲:P.627 - P.630

文献概要

はじめに

 早期栄養状態の改善と術後合併症を最小限に抑える手段として,食道癌術後の早期から経腸栄養管理を行うことは有効であると考えられている1~6).筆者らの施設でも食道癌手術施行症例に空腸瘻を造設し,術後早期より経腸栄養を行ってきた.今回,Treitz靱帯より空腸瘻造設部までの腸管と,腹壁との間隙が原因となって発症した絞扼性イレウスの1例を経験した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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