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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻6号

2004年06月発行

臨床報告・1

3D-CTが肝切除に有用であった右側門脈臍部,左側胆囊を伴う肝エキノコックス症の1例

著者: 舩越徹1 神山俊哉1 中川隆公1 佐藤直樹2 松下通明3 藤堂省1

所属機関: 1北海道大学大学院医学研究科消化器外科・一般外科 2北海道大学病院手術部 3北海道大学病院医療技術短期大学部

ページ範囲:P.743 - P.746

文献概要

はじめに

 肝内の門脈分岐異常は超音波(US)・CT・血管造影などにより診断が可能であるが,腫瘤性病変による圧排・偏位のあるときにはその評価が困難なことがある.今回,筆者らはボリュームレンダリング法による3D-CT再構築画像7,8)が術前の門脈分岐異常の診断とその術式決定に有用であった肝エキノコックス症の1切除例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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