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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻7号

2004年07月発行

臨床報告・1

保存的治療で治癒し得た難治性小腸膣瘻の1例

著者: 清水研吾1 西森英史1 秦史壮1 古畑智久1 八十島孝博1 平田公一1

所属機関: 1札幌医科大学第1外科

ページ範囲:P.925 - P.928

文献概要

はじめに

 腸管腟瘻は腹腔内感染症や悪性腫瘍,放射線療法後,消化管手術後などに生じ得る病態で,一般に難治性であり,外科的な治療が選択されることが多い1).しかしながら放射線療法や術後に形成された腸管膣瘻においては,腸管の骨盤腔内への落ち込みに加え高度の癒着によって腸管を大量に切除せざるを得ない症例が多く,また,術後合併症の頻度も低くない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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