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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻8号

2004年08月発行

文献概要

カラーグラフ 肝・膵・脾内視鏡下治療最前線・5

胆囊癌に対する腹腔鏡下根治的胆囊摘出術

著者: 白部多可史1 清水芳政1 今井達郎1 川上真未1 北島政樹2

所属機関: 1多摩丘陵病院外科 2慶應義塾大学医学部外科

ページ範囲:P.951 - P.956

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はじめに

 胆囊摘出術から始まった消化器疾患に対する腹腔鏡下手術は,手術器械や器具の新たな開発と内視鏡外科医の技量の進歩に伴い,その対象を急速に拡大しつつある.肝胆膵外科領域も例外ではなく,内視鏡下手術の持つ低侵襲性,拡大視効果を最大限に活かした新たな手術手技が提唱されてきている.

 われわれは比較的早期の胆囊癌症例に対する根治手術として腹腔鏡下に胆囊床肝切除とリンパ節郭清を行っているので,その手技の実際を解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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