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文献詳細

雑誌文献

臨床外科59巻8号

2004年08月発行

文献概要

特集 肛門疾患診断・治療の実際

肛門疾患診断のコツ・テクニック

著者: 松田直樹1 武藤功2

所属機関: 1松田肛門科医院 2太白さくら病院

ページ範囲:P.965 - P.970

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 要旨:最近の肛門外科は従来の結紮切除法に加え,痔核の上方環状粘膜切除(PPH法),超音波フックメスによる経皮的粘膜下痔核手術1),ICG法など,そして裂肛にはニトログリセリンやボツリヌス毒素などによる化学的裂肛手術など新しい治療法が行われている.そのため術式の決定に迷いかねない.しかし,どの術式を選ぶにしても,その基となるのはしっかりと順を追った診察と診断であると思う.そこで肛門科医が日常行っている診察・診断法をまず問診に始まり,視診,肛門指診,肛門鏡診の順で詳しく述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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