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文献詳細

雑誌文献

臨床外科6巻1号

1951年01月発行

文献概要

移植・成形・1

皮膚移植術

著者: 兒玉俊夫1 濱田辨次2

所属機関: 1東京大學 2厚生團湯河原整形外科療養所外科

ページ範囲:P.26 - P.30

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はしがき
 植皮に関する研究は古くから行おれ,多数の術式が発表されている.なかでもThiersch法,Krause法,Reverdin法が有名で日常最も用いられる.このほか近来アメリカにおいて厚いThiersch法あるいは中間層植皮Intermediate split thickness graftと称して,Thiersch法とKrause法との中間の厚さの移植皮片を用いる植皮法が盛んに行われていることは著者の一人兒玉は先に水町教授と共著紹介した1).我々も日常この方法を多く用い,且つ基礎的実驗も行つているので,こゝでは主としてこの中間層植皮法を中心に筆をすゝめ,さらに從来の諸法に言及したいと思う.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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