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文献詳細

雑誌文献

臨床外科6巻1号

1951年01月発行

文献概要

移植・成形・1

植皮術に於ける動脈注射の効果

著者: 今井五郞1

所属機関: 1三重縣立醫科大學外科 2三重医専

ページ範囲:P.33 - P.35

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 植皮術は臨床上古くから行われ之が成功の万全を期する爲その時と場所による適應の選択に対して種々の工夫がなされてきたのである.
 而して植皮術中最も利用の広いのは遊離植皮術であつてその移植皮片の厚さによつて上皮移植術と皮膚移植術に分け,前者に属するものはチールシュ氏法及びルヴェルダン氏法であつで,後者に属するものはクラウゼ氏法デヴィス氏法及びマンゴルト氏法等があるが,之等を通じて一般に植皮術の根本目的は皮膚欠損部の完全なる補綴と美容整形的方面をできるだけ満足すべきことゝ,術後の機能の完全をはかることであることは論を俟たないのである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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